災害は忘れたころにやってくる?

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私の事務所がある町内では、毎年、防災訓練が行われます。1町内だけでなく、数個の町内が合同で、開催されます。今年も11月2日に開催予定でしたが、雨のため、延期されてしまいました。私も数年前に参加いたしました。今年も町内会の役員として、参加いたします。

 

内容は、数年前だったので、記憶も薄れてしまいましたが、消防団からの消火活動の指導、ケガ人に対しての応急措置、炊き出しなどでした。本年度も同じ内容で、開催されることと思います。自然災害は、いつ、起こるかわかりません。最近では、東日本大震災、御嶽山の噴火など、全く予期せぬところで、自然災害がおこっています。自分もいつ被災するかは、わかりません。早い決断と予備知識が、非常に大切だということは、常々思っていることですが、なかなか防災対策は、できないものです。

 

でも、事前の意識と対策で、物理的、精神的な被害を少なくできることはあります。

たとえば、自然災害後の法的なトラブルは、必ず、発生します。家の権利書が火事で、もやされてしまった、津波で流された家の住宅ローンは、どうするのか?不動産の所有者が、被災し、それ以来行方不明など・・・・・

 

司法書士は、そういった相談にのることもできます。

被災地に出向いて、相談にのることもあります。

 

そういったことを記憶に残しておいてください。また、お知り合い、ご親戚のかたで、そういったことで、悩んでいらっしゃる人がいれば、ひと声かけてあげてください。

 

そういうことを考えながら、延期された防災訓練に参加します。

 

評議員 吉江有希子

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