めざせ南三陸さんさん商店街

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みなさんは、南三陸さんさん商店街をご存じでしょうか。南三陸町(宮城県)は、東日本大震災で大きな被害をうけたところでみなさんもよくご存じだと思います。ニュースでも悲惨な様子を何度も見ました。

東北の被災地には、司法書士会からも多くの司法書士が震災直後から現在も、相談会を開催して被災者の方々のお話を伺うかたちで復興支援をしています。しかし、私は残念ながら一度も参加していなくて、少なからず心苦しさを感じていました。

私は今年の春までさんさん商店街の存在を知りませんでしたが、テレビでこの商店街の紹介を見て、よ~し今年の夏休みはさんさん商店街へ行ってみようと決めました。

logo_header←リンクさせていただきました。

この商店街は復興をになう地元の事業者32店が平成24年に開設した仮設の商店街で、日用品や食料品を売っているお店とか新鮮な魚介類を売っているお店とか地元でとれた美味しい食材をつかった食事を提供しているお店とかが並んでいます。商店街の中にはフードコートがあって、各お店で買ってその場で食べることもできます。お客さんは地元の方達ばかりでなく観光客も多くにぎわっているようでした。

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私は、まず大好きな魚介類を買いました。お店の威勢のいいお兄さん手作りのおしょう油付けいくら、巨大な紅鮭、塩茹でしても直径5cmはあるタコのあし、貝殻つき帆立、ホヤ貝、海草類。次にちょっとシャイな店主のお店で、志津川ホルモン、豚タン、豚モツ鍋。忘れてはいけない、地ビール。どれも美味しそうなものばかり買いあさりました。

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お店のお兄さんに、「わざわざこの商店街をめざして愛知県から来たのよ」と恩をうりながらの会話を楽しみながら買い物ができました。

その日は当然南三陸町の宿に泊まりました。部屋の窓にカモメが何羽もやってきてお行儀よく順番に、手からお菓子を上手に食べていきました。

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波は非常に静かで心を穏やかにしてくれます。あの震災の時の海の恐ろしさと対比して自然の計り知れない力を感じました。

今回は、自宅から車で走行距離約1800㎞のハードな旅でしたが行って良かった。地元の方々とお話ができたこと、そして、地元で買い物をするという消極的支援(のつもり)ができて嬉しかったです。

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副支部長 岡﨑幸子

 

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