司法書士試験


国家資格者たる司法書士になるには、2通りの方法があります。一つ目は法務省が行う司法書士試験に合格すること、二つ目は法務大臣の認定を得ることです。

私 野田は、司法書士試験を受けて合格したのですが、今回はその司法書士試験についてお話ししたいと思います。

司法書士試験の受験資格ですが、法務省の受験案内をみると「この試験は、年齢、性別、学歴等に関係なく、誰でも受験することができます。」とある通り、国籍も問わないもので、大変開かれた試験でありますが、その反面合格率は毎年3%未満であり、難関試験といわれております。

司法書士試験は7月の第1週に行われる筆記試験と、筆記試験合格者対象の10月に行われる口述(面接)試験が行われます。口述試験は、ほぼ不合格者ゼロですので、一般的に司法書士試験というと筆記試験を指すことが多いと思われます。

私は30歳代中盤に2回にわたり司法書士試験を受験したのですが、試験会場では20代とおぼしき若い方から50代・60代という方までお見えになりました。一番多いのは私と同年齢の30代で、社会経験を積んだような方が多かったという記憶があります。

1回目の試験では、申込受付開始後に申請書を送付したためか名古屋の試験会場でいう真ん中ぐらいの受験番号で、大学の大教室での試験となりました。大教室には300人ほどの受験者がおり、それぞれ真剣な面持ちで試験に取り組んでいましたが、高校や大学受験の真剣さとさほど変わらない印象でした。ちなみに私の試験結果は惨敗でした・・・・・。

2回目の試験では、前回の反省から人生を賭けるほどの気合!を入れ直して臨み、試験受付開始日に受験申請書が届くように早めに郵送したのですが、受験番号は15番であり、他の方の気合の入れ方に驚きました。試験当日は150人ほどの受験者が入る中規模の教室でしたが、会場内は前回の大教室と異なり、非常にピリピリしており、ただならぬ雰囲気でした。教室内の冷房が動いていないせいか、中には頭にアイスノンのレギュラーサイズ!を頭に巻き付けて臨んでいる方もあり、周りの気合に圧倒されてしまいそうでした。

会場での試験説明の時には、慣れないピンマイクを使用している試験官の手がマイクにかかるたびに「がさがさ」というノイズが試験会場に流れてしまい、受験者から「がさがさとうるさいんだよ、みんな真剣なんだから!」という大声のクレームが入るなど、気合が入りすぎて空回りしてしまっているような方も見えました。かく言う私も、結婚して既に2人の子供がいる身でしたので、今思えばかなり思いつめて試験に臨んでおり、精神的には随分と余裕がなかったような気がします。

試験そのものは時間通りに進み、無事終了したのですが、試験終了後に2・3の有名予備校のホームページに予想解答を確認しながら一喜一憂した思い出があります。

合格発表後に名古屋法務局での合格証書授与式に出席したのですが、法務局の偉い方からの訓示の際に、「皆さんは今回の司法書士試験の時点で能力があると判断されたのですが、それは、その時に能力があると判断されたのであって、今後もさらなる研鑽を積んで言っていただきたい。」旨のお話をいただき非常に心にしみた思い出があります。

平成26年の筆記試験は7月6日が試験日となっており、丁度このブログがアップされる頃は筆記試験の直前期といわれる時期で、私も一心不乱?に勉強を行っていた時期です。受験生の皆さんとその家族の皆さんには今が一番大変な時期かと思いますが、体調にご注意いただき、ベストコンディションで試験に臨んでいただきたいと思います。

shiken

評議員 野田隆誠

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