コンビニ初の本格的な行政サービス!


私たち司法書士は、登記申請などの手続きのため、ご依頼者から、住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍事項証明書(戸籍謄本)などをお預かりすることが多く、慎重に取り扱うよう、常に注意を払っております。

通常、住民票の写しなど市役所発行の書類は、市役所・出張所の窓口へ出向き、申請書を提出して取得されていると思いますが、一部の自治体では、数年前からコンビニエンスストアで交付を受けることができるようになっており、愛知県内では現在のところ一宮市のみがこの取り扱いができるようになっています。

一宮市に住民登録をしている人、一宮市に本籍地がある人が対象です。あらかじめ市役所において利用登録をした、住民基本台帳カード(住基カード)を使い、全国にあるコンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン、サークルKサンクス、ファミリーマート)においてマルチコピー端末を自分で操作して交付を受けることができるので、とても便利です(コンビニ交付)。

しかし、市役所窓口で交付を受ける住民票の写しと、コンビニで交付を受けた住民票の写しは全く同じものというわけではありません。 一般的に、各市町村の窓口で発行を受けた住民票の写しは偽造防止のために用紙に透かしが入っていたり、一宮市では熱で色が変わるマークが入っているなど特殊な用紙を使っているのに対し、コンビニで交付を受けたものは、A4サイズの普通紙が使用されています。普通紙ではありますが、裏面には、特殊な印刷がされており、偽造や改ざんがされていないかどうかの確認ができるようになっています。 これらの確認には赤外線を照射できる装置や、スキャナー、インターネット回線が必要ですので、少し手間と時間はかかりますが、私たちのような書類を受け取る側からすれば、カラーコピーや偽造されたものではなく「原本」であることを確認することができるというメリットがあります。

自分の住民票の写しなどを頻繁に取得する人はそれほど多くはないと思いますが、昼間、市役所に足を運べない人でもコンビニであれば土・日曜日、祝休日(年末年始を除く)、午前6時30分~午後11時の間に交付を受けることができますし、料金も少し安めに設定されていますので、これから住基カードが普及していけば、コンビニで住民票の写し等の取得する人もどんどん増えていくかもしれませんね。

評議員 近藤隆明

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