第2回民法改正ゼミの開催

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いつもブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。

6月28日に、法務省の「民法(債権関係)の改正に関する中間試案」を元に支部事務所で民法改正ゼミを開催いたしました。今回で2回目ですが、前回は打ち合わせで終わってしまいましたので、実質1回目ですね。

主に債権関係の改正ですが、当然ながら総則にも及び司法書士だけではなく、あらゆる士業や経済団体にも影響のある改正が行われようとしています。

そのパブリックコメントが今年の4月から行われて、改正もこれから山場を迎える感じがします。パブリックコメントとは、様々な改廃にあたり、原案を事前に公表して国民から意見や情報提供を求め、フィードバックを行なう制度なのですが、中々関わることは少ないと思います。

とは言え、業界に大きな影響をもたらす改正に何の準備もなく迎えるわけには行きませんので、一宮支部でも事前に改正に備えて準備を始めることにしました。

 

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支部会員へ民法改正の情報発信の為に募集した民法改正研究委員会のメンバーは、戸田副支部長、浅井副支部長、近藤隆明評議員、野田隆誠評議員、内園会員、土川会員、そして僕と計7名の精鋭メンバーで構成されましたが、これが中々手強いです...

 

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喧喧諤諤しながら順番に総則から始めたのですが、何分条文化する前の思案ですので、一筋縄には行きませんでした。いちいち躓きながら、概要や補足説明と格闘していきます。特に今回担当して準備していただいた戸田副支部長には頭が上がりません。

 

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従来の条文と判例理論とそれを融合させた改正案の意図に四苦八苦でした。少しでも支部会員へ情報伝達をしたい一心で始めたゼミでしたが、思うようにいかないですね。日司連のパブリックコメントを見ても、???が続きます...

 

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でも、この準備をすることで少しでも条文化される前、された後に支部会員の皆様へ情報をお伝えできる事に繋がるのならば、悪い時間ではなかったですよ。

 

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取りあえず、次回担当の土川充夫会員の担いは大きいですが、是非ともよろしくお願いいたします!

この成果を発表するまで熟したら場を設けたいと思いますので、支部会員の皆様は募集がありましたら、是非ご参加下さいね。

ちなみに中間試案は下記にリンクさせていただきました。なかなか読み応えありますよ!

kaisei

 

でも、その成果を発表するには道のりがかなり遠そうです...見ていただけば分かると思いますが(T_T)

まぁ、頼もしいメンバーが揃っていますので、一緒に頑張って行きますね!僕が一番理解できていないかもしれませんが...

 

本日もブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

P.S.僕の他のブログを知っている方には申し訳ありませんが、当分はマジメに書かせていただきますよ。私心は当分なしです!ネタ切れしたら、あるかもしれないですけどね(^^)/

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