年末になると各地を彩り煌めかせるイルミネーション。
ここ愛知県司法書士会一宮支部のある一宮駅周辺にも12月にはプチイルミネーションが輝き始めます。クリスマスを過ぎても、ニューイヤーカウントダウンをお正月を過ぎても、七草粥を鏡開きを過ぎても、いまだに頑張って光っています。
一日の仕事を終えて駅で降り立ち、冬の寒さに震えながら家路につく一宮市民を、その柔らかな煌めきで励まし、寒さを忘れさせてくれるような気がします。駅東は木々にからめた青、紫、緑の光と、iビルのテラスにかかる緞帳(どんちょう)のような、暖簾(のれん)のような。それなりにおしゃれで素敵ではあるんですが、駅西は毎年出現する雪ダルマ氏。これが毎年同じように見えて、実は少しずつレベルアップしているんですよね。比較写真がないのが残念。規模も小さくてよその町に行って自慢する一宮市民もないのだろうけれど、そのじっと佇む健気さには感動します。2月を迎えると今期のお勤めを終え別れのときが来ます。冬が来ると毎年帰ってくる雪ダルマ氏に、一宮市民である私は愛着を持って呼びかけます。「さようなら、また来て下さいね!」
副支部長 浅井知子